歌姫

TBSこの秋のドラマ、一押しは長澤まさみなんだろうが、面白いと思うのは主演長瀬と相武紗季の、この「歌姫」なんではないだろうか。初回を見逃したのでみてなかったんだが、土曜日の昼間にやっている1話2話ダイジェストにつられて見始めることに。

終戦の日に記憶をなくして四万十川に流れ着いた長瀬演じる四万十太郎と、それを助けた家族、そこの娘の相武紗季、そういう設定。長瀬は記憶をなくしてるが、とつぜんのど自慢退会で監獄ロックを歌っちゃったりする謎な設定。いまいちよく分からないが、みんな土佐弁を話す昭和30年代初めの設定が面白く、違和感なくみんなちゃんと演技しているのがいい。

そう、俳優陣がいいのだ。風吹ジュン高田純次、クロワッサンの松、ぼぼぼ、なんかいい味出しているみんないい演技。そして、なんか脚本がうまい。誰だろうと調べてみたら、「サタケミキオ」という人。うーん、しらない。Wikipediaによれば、「花より男子」というドラマの脚本だそうだ。そして俳優としても「新撰組!」にも出てたりしているらしい、知らんかったし、思い出せん。うーむ。

タイトル、なぜ、歌姫か。なんかまだ分からず。のど自慢大会のあたりで、相武紗季の歌手としての出世物語?とか思っていたのだけど、そんな方向はその後全くなし(笑)。クロワッサンの松の暴れっぷりが光るここ2回。これからどうなるのか、目が離せないドラマである。

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2008.8更新
結果的に視聴率には恵まれなかったらしいこのドラマ、しかしファンは多かったみたいで、放送批評懇談会の主催するギャラクシー賞第2回マイベストTV賞グランプリという賞に輝いたとのこと!めでたい。最後まで面白かったですよ。

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ちなみに第一回はハゲタカ。なんとも僕と趣味が合うことで(笑)