来宮神社

奈良・平安の昔から続く熱海の神社。境内には、樹齢2000年を誇る天然記念物の大楠の木がある。この御神木が「きのみや=木の宮」という名前の由来となっているらしく、伊豆地方に十数件ある来宮神社とあわせて木への信仰の現れと考えられているらしい。

御祭神は豪華で、「日本武尊ヤマトタケルノミコト)」、スサノオノミコトの息子の「五十猛命(イタケルノミコト)」、そして大黒様として親しまれているもう一人のスサノオノミコトの息子「大巳貴命(オオナモチノミコト)」が祭られているという。神社の中には右に大黒様、左にその息子と言われる戎様(コトシロヌシカミ)が祭られている。

神社なので、当然普通の行事、御祓い、願掛けなどやってくれるが、珍しいのは「禁酒の神」として有名だそうだ。無事の禁酒を願ってもらうとのこと。本人立ち会い必須。

東京から行くには、熱海まで新幹線で行き伊東線で一つ目、「来宮」駅から徒歩3分。または熱海からタクシーで5分。2月の初春には近くの梅園も楽しめる。

住所
静岡県熱海市西山町43-1
電話番号
0557-82-2241