パンの笛

小田急線、梅ヶ丘の駅前にある洋食屋さん。歴史は古く、この地で営業を始めて25年以上だそうだ。蔦に囲まれた店構えが雰囲気をかもし出している。中に入るとカウンターと木のテーブルがいくつか。落ち着いた内装で、店の名物のグラタンと同じく温かみを感じさせてくれる。

料理はグラタン系の洋食で、チーズ大好きな人にはたまらない。小柱のうにマヨネーズ焼きは必ず食べる。酒のつまみ系も充実。春先のわさびの葉の酢漬けは絶品。美味しいテーブルワインも手ごろな価格で用意されている。手作りサングリアもお勧め。ランチでも食べられる欧風カレーもくせになる味。

しかし、この店で無くてはならないものといえば、なんといってもここの元気なママさんだろう。いつ行っても「あらいらっしゃいー」と素敵な笑顔で迎えてくれる。音楽好き、アン・サリーの話題で盛り上がったことも。このママさんあってこその「パンの笛」だろう。

残念ながら、今年の9月の終わりを持って閉店してしまうそうだ。マスターの健康上の理由ということなので、残念ながら仕方が無い。とても素敵なお店が梅ヶ丘にあったという記録として、キーワードに残しておくことにする。

閉店日は9月25日だそうです。今週末が最後のチャンス。

2008/06/28
今日、久々にママさんとお店のフリーマーットで再会。元気そうでうれしいですね。しまった、ワンコインでお酒飲めるのであれば車で行かなかったのに。


住所
東京都世田谷区梅丘1-34-3
電話番号
03-3427-0578